両親の肥満と子供の生活習慣の関連性を評価した富山大学の研究によると、以下ような結果が出ています。

【方法】平成8年6～7月の調査実施時に、富山県内の全小学1年生10,400人を対象とし、回収数10,175人のうち、記載が完全であった8,030人（77.2%)を解析対象とした。

【結果】以下の項目に肥満の親をもつ児童との関連性を認めた。

①不規則な朝食摂取：

朝食を毎日食べる男児の中で肥満の親をもつ男児は17.4％、女児は17.9%。

朝食をほぼ毎日食べる場合、男児は21.1%、女児は24.3%。

朝食をときどき食べる場合、男児は28.9%、女児は30.0%。

朝食をほとんど食べない場合、男児は25.0%、女児は36.4%。

朝食をときどき食べる男児（28.9％）と、朝食をほとんど食べない女児（36.4％）に肥満の親が多かった。

②速い食事の速度：

「食べる速さ」がとても速いと回答した男児（25.0％）、女児（30.8％）に肥満の親が多かった。

③長時間のテレビ視聴：

1日のテレビ視聴が時間が3時間以上の男児（20.4％）、女児（25.4％）に肥満の親が多かった。

④短時間の睡眠：

睡眠時間が8時間未満の男児（22.0％）、女児（25.9％）に肥満の親が多かった。

両親が肥満の子供は、朝ごはんを食べない、食べるスピードが速い、長時間テレビばかり視ている、いつまでも夜更かしして睡眠時間が短いなどの傾向がみられています。

又、子供の生活習慣の改善は親子で取り組むことが重要であると提起されています。

生活習慣が肥満に与える影響は少なくありません。

耳つぼダイエットでは、おひとりおひとりの生活習慣を考慮し、適切なサポートをおこなってまいります。

ご家族の健康のためにも、まずはご自身のことから見直してみてはいかがでしょうか。

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